夢枕獏公式Blog「酔魚亭」

野田知佑

祝 35周年!

ビーパル 7月号


祝 35周年!

月刊誌『BE-PAL』(小学館)が創刊35周年を迎えました。
おめでとうございます。
その『BE-PAL』7月号掲載の「地方創生時代の歩き方 ルーラーで行こう!」
第14回は〈葬送×自然再生〉
「エンディングをめぐる悲しくて怪しい実態」というリードから、墓石や人工物を残さないメモリアルについて様々な事例が紹介されています。
カヌーイスト 野田知佑さん、作家 夢枕獏がそれぞれ、自分はどう送られたいかをコメントしています。
(取材・撮影は鹿熊 務さん)

「ユーコン筏下り計画」

 小学館の月刊誌『BE-PAL』10月号に「のんびり行こうぜ 番外編」として「白髪五人男・ユーコン筏下り計画」が野田知佑さんによって明らかになりました。
 白髪五人男は野田知佑さん・佐藤秀明さん・辰野勇さん・藤門弘さん・夢枕獏の五人。来年。大きな筏「ユーコンチキ1号」でユーコン川を下るという。

ビーパル2011年10月号

誌名:BE-PAL 2011年10月号
表紙
撮影:星野秀樹
表紙AD:岡本 康
モデル:藤井フミヤ

発行所:小学館
発行日:2011年9月10日
定価:580円(本体552円)

River Side のカフェで

川について先日、熱く書いてしまいました。
いかがでしたか?
あまりに熱すぎて、飲めないコーヒーのようではなかったでしょうか。


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今朝もカナダのユーコンに住むリバーガイドのKさんからメールが。
今年のユーコンは信じられないような暖冬で、すでに春の陽気だそうです。


私はやはり水のある風景が好きなのだと思います。
水がぬるむ頃になると心が浮き立ってくるのは、川が生き生きとしてくるからでしょうか。

聞くところによると、日本の川ほど素晴らしいところは世界中探してもないそうです。
泳げて、きれいで、多くの生物が住んでいて・・・
この「泳げる」ということがミソなのだそうです。
きれいな川は他の国にもたくさんあるそうなのですが、水が冷たすぎて泳げないのだそうです。
と、世界中の川を旅して廻った野田知佑氏が言っていました。
川を愛する獏先生も言ってます、しょっちゅう!
日本の川ほど素晴らしい川はないのだ、と。
ああ、皆さん熱いです。

私も野田さんと日本の川を、それから海外の川を下ったことがあります。
川辺で一緒にキャンプをして、焚き火に小枝をくべながら、夜中話をするのです。
ですが、焚き火を前にいい感じでお話できるかと言えば決してそうではありません。
残念ながら、彼は怒るのです。
川に対して私がいい加減な気持ちでいるとすぐ怒られます。
やばいぞと、さっさと別な方向へと話を慌てて持って行こうとするのですが、だめです。
ああ愚かな私、何度怒られたことでしょうか。

彼はどうしてそんなに怒っているのでしよう。
私を怒りながら、その向こうの誰かに怒っているんですね、多分。
それがなんとなくわかるので目をつぶってうなづきながら怒られています。
もう、慣れました。

それからもうひとつ。
野田さんは、子供を宝のように扱います。
子供が大好きなのですね。野田さんは子供のところまで降りて行って、子供の目線になり、子供と無邪気に遊びます。
それは本当に見ていて素敵な光景です。


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川の側でキャンプをしながら、いわゆるRiver Side Cafeでいろいろ学びました。私も。

美味しいコーヒーを味わうことや、焚き火の暖かさ。
それから、川をカッパのように流れていく気持ちよさ。
それから川辺で川の音を聴きながら読む本の涼やかさ。
さすがにジャズは川にはないですが、時々トゥーツ・シールマンスばりのハーモニカも聴けました。川面をハーモニカの音が風と一緒に渡っていくのを私は見ました。
そして、何と言っても極めつけは、ゆるやかに川を下りながら飲む美味しいウイスキーとビール。

River Side Cafeは、楽しい川辺の、実際には存在しないカフェです。
でもそれは、私の心の中で、世界中に存在しています。
存在しないけれど、どこでも存在するそれはそれは美しいカフェなのです。


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『忘竿翁(ぼうかんおう)日記 その1』第25回(最終回)

12月7日、渋谷のモンベルで、彦いち師匠のイベントにゲスト出演。

忘竿翁25回-1


彦いち師匠がコロンビアから落語のDVD『林家彦いち 喋り倒し』を出したのです。

忘竿翁25回-2


 ユーコンの話しがメインで、ぼくもゲストトークに出ています。
 買って下さいね。 

忘竿翁25回-3


『忘竿翁(ぼうかんおう)日記 その1』了

この夢枕獏写真日記〈『忘竿翁(ぼうかんおう)日記 その1〉は会員制HP蓬莱宮内で、
2007年12月11日から2008年1月28日にかけて掲載したものを、
ブログ用に再編集したものです。

最新版の夢枕獏写真日記は会員制HP蓬莱宮をご覧下さい。
 
          夢枕獏事務所


プロフィール

夢枕 獏

作家、1951年1月1日、神奈川県生まれ。 東海大学文学部日本文学科卒。
1977年に作家デビュー。 以後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。 1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。
漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画 岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画 谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞。 映画化された作品に『陰陽師』『陰陽師2』(東宝)、『大帝の剣』(東映)などがある。

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