
悩める九十九三蔵の前に姿を真壁雲斎――いま明かされるキマイラの歴史――
著者:夢枕獏
書名:キマイラ19 明王変
目次
序章
一章 青龍の宴(にえ)
二章 ルシフェルの座
三章 赤須子(せきしゅし)
四章 外道の応
転章
あとがき
カバーイラスト:三輪士郎/カバーデザイン:坂詰佳苗
発行:KADOKAWA
奥付発行日:平成30年3月25日
ISBN978-4-04-106255-5
定価:本体800円(税別)
本書は、二〇一五年十一月号に朝日新聞出版より刊行された作品を文庫化したものです。
夢枕 獏
作家、1951年1月1日、神奈川県生まれ。 東海大学文学部日本文学科卒。
1977年に作家デビュー。 以後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。 1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。
漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画 岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画 谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞。 映画化された作品に『陰陽師』『陰陽師2』(東宝)、『大帝の剣』(東映)などがある。