夢枕獏公式Blog「酔魚亭」

落語

男の隠れ家 2018年2月号

男の隠れ家 2018年2月号


『男の隠れ家』2018年1月号に夢枕獏の連載エッセイ「いつか出会った郷土の味」が掲載されています。

「落語ファン倶楽部」Vol.18

落語ファン倶楽部.18

表紙イラスト:佐野文二郎/デザイン:石橋忍/千住符:立花右近

高田文夫/笑芸人編『落語ファン倶楽部』Vol.18 が発売されました。
総力特集「黄金の60代」。円熟期を迎えた実力派の師匠達に注目です!

夢枕獏の舞台評〈今年八月に紀伊國屋ホールで行われた「柳家喬太郎×田中泯 『死神』(グリム童話 死に神の名付け親より)公演」〉も掲載されています。

発行所:白夜書房
発行:2012年12月15日
定価:本体2381円+税
IABN978-4-86191-944-2

「九州落語会」第10回(最終回)

九州落語会_10-1
九州落語会_10-2

 川には、鮎がたくさんおりまして、
土手下の家の庭もきれいでしたね。

      夢枕獏写真日記「九州落語会」了




★★夢枕獏写真日記「九州落語会」は会員制HP蓬莱宮で
2009年に発表したものをブログ用に再編集したものです。★★

「九州落語会」第9回

九州落語会_9

 とうとう福島川までつきました。

「九州落語会」第4回

 落語の後、昇太さんとバーで一杯。
 次の日は、前から気になっていた川をチェックするため、
宮崎を南下。

九州落語会_4-1
九州落語会_4-2
九州落語会_4-3


途中で見つけた古い建物。なんじゃろ、これ。

「九州落語会」第3回

九州落語会_3-1
九州落語会_3-2

 この日は、昇太さん、喬太郎さん、白鳥さんの落語を聞く予定。

「九州落語会」第2回

九州落語会_2-1


 仕事をしていると夜が明けてきます。

九州落語会_2-2

夢枕獏写真日記「九州落語会」第1回

九州落語会_1

 沖縄から九州へまわる予定でしたが、残念なことに、
18号台風で、沖縄には行けませんでした。
 なわけで、直接九州の宮崎へ。
 シーガイアに泊まって、ここでももちろん仕事なんですよ。



★★夢枕獏写真日記「九州落語会」は会員制HP蓬莱宮で
2009年に発表したものをブログ用に再編集したものです。★★

言葉はもっと解放されたがっている  by yy

2010_12_22-1


先日、新宿で見た「らくごギグ@紀伊国屋ホール」
いつもパワフルな企画で楽しませてくれるざぶとん亭のBさん。
この日のイベントもウキウキと。
登場する落語家は桃月庵白酒師匠と林家彦いち師匠。
かっこいい高田蓮さんときれいで不思議な大塚有子さん。
それから『鉄割アルバトロスケット』!

ノンストップにたくさんの演目が、まるで芝居小屋にいて楽しんでいるかのようにすすんでいきました。
でもずっと座ったままというのはやはり年寄りには少し辛いかも(もしかしてわたしのこと?)・・・。最後の演目、彦いちさんの落語では、腰痛にうなりながら笑うという自分でもわけのわからない断末魔状態でした。

久しぶりに得体の知れないものを見た快感です。楽しかった。
中でも鉄割アルバトロスケットの「ゆで卵の不思議~ジャズジャズ」が私的には最高でした。これに一番惹き付けられてしまうってもしかして結構危ないということかもしれません。鉄割の寸劇は考える間もなく終わり、終わって考えても意味がわからない。
あれから私はずっと考え続けているのだけれどよくわからないです。一体何!?
知りたい!
『鉄割』の主催者の戊井昭人さんは、先日94歳で他界された劇作家の戊井市郎氏のお孫さんだそうです。著書の「まずいスープ」が2009年芥川賞候補作になった作家でもあるそうです。
うーむ、ものすごく興味が湧いて来ました。
こういう得体の知れない(こういう言い方ですみません)ギグ(落語との不思議な組み合わせ)を主催して、カッカッカッとカーテンの向こうで笑っているBさん。
いつも落語会では必ずと言っていいくらいお会いすることの多い、本当に面白い方です。輝いていますねっ。青年のようです。


会場で配られたパンフに「言葉はもっと解放されたがっている」と書いてありました。
これ本当にいい言葉です。
この言葉を支えにして私も頑張ろう。
そうなのです。
「音楽ももっと解放されたがっている」

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宮崎で落語を聞く

宮崎で落語を聞いてきました。
お天気のいい秋の連休の2日間。宮崎市内の4会場で落語漬けです。
私は3つの会のみでしたが、聞いてきました。宮崎での怒濤の落語に、今でも頭の中が落語で一杯です。
春風亭昇太、三遊亭歌之介、林家たい平、柳家喬太郎、林家正蔵、柳亭市馬、立川談春、三遊亭白鳥、三遊亭小遊三、三遊亭楽太郎、、
すごいでしょう?このすごい面々の落語を2日間で目一杯聞いて来ました。


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 落語会の行われていた会場の前のバス停、
       懐かしいなつかしい宮崎交通のバス停。


落語の間を縫って、車で南の方へ探検にも出掛けて来ました。
素晴らしい川と海と山。10月の穏やかなお天気の海辺は連休だというのに人も少なくのんびりするには最高です。
特に清武川の河口。
お天気のいい河口の広々とした空間がいいのです。川沿いにもゆっくり歩いて来ました。
この河口の何がいいのか分かりませんが、何か時間がゆったりと流れていくその感じは河口独特のものかもしれません。
河口ではヒラメも釣れましたし、清武川、いい川には違いありません。
昔、子供の頃、タンポリと呼んでいた大淀川の河口で一日中ボートにゆられての釣りに連れて行ってもらっていたことを思い出しました。本当に幸せなゆったりとした時間がそこにありました。


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 これは青島より車で20分程南に下った富土。
         その富土川の河口、小さな魚の群れ。


私は宮崎で生まれ、育ったので、何がどこにあるのか大体分かっているはずなのに、この何年かの間の道路の開通、新しい街ができていたりで、まるで浦島太郎状態でした。
母の大好きだった白いバラを買ってお墓参りも済ませ、宮崎地鶏も宮崎ラーメンも食べ、宮崎での儀式はすべて済ませて帰って来ました。

ただただ心残りは、ギョロっけの本物に巡り会えなかった事。
ギョロっけって言っても何のことだかわからないでしょう?
ギョロっけって、魚で出来たコロッケだからギョロっけです。薄く魚のすり身が小判型にのばしてあって、それにコロッケのような衣を付けて唐辛子でスパイシーに味付けして揚げたものです。
日南海岸、堀切峠の道の駅でめくり合えて「やったー」と、ベンチに座って食べましたが、ううううーっ味がなんだか違う。
中身が魚のすり身というよりまるで、カマボコのようでした。
そうではないんです。本物は。
本物は鯵とか鰯のすり身だと思います。

可笑しかったのは、噺家の春風亭昇太師匠と空港でそのギョロっけの話をした時、昇太師匠がギョロっけを知っていたこと!
何で、知ってるんですか?昇太さん。
昇太さんは静岡県の清水の出身ですよね。
宮崎の人にもそれほど有名ではないギョロっけなのに。
清水にもあったのでしょうか。

昇太さんの目線って時々びっくりするくらいおかしなところを向いている時があります。それに優しい、それでいて辛辣な目線。
それが彼の落語の本質にもつながっていくのだと思います。
昇太さんの落語。
「春風亭昇太の落語」は誰にもできない彼の落語です。
古典をやっても新作をやっても誰々風ではなく「春風亭昇太の落語」です。これはすごいことです。他の人と比べようもありません。
彼が消化した彼の昇華の形です。
今回、宮崎でもその本随を見せてもらいました。
ううーー、やっぱりすごいな。というのが今回の感想です。

楽しませてもらいました。本当に。
たくさんの噺家、いろいろ聞き応えありました。
宮崎、わざわざ飛んで行って良かったです。



落語も少しジャズと似ています。
落語において古典と言われている噺が、ジャズのスタンダードのようなものです。
林家たい平さんが言っていましたが、彼は300くらいの噺(古典)ができるそうです。
私が今回デンマークから呼んだ26歳のジャズピアニスト、マグナス・ヨルトも300くらいのスタンダードができるそうです。
同じ300でも、噺と曲とはまた違うかもしれませんが。
そんな風に古典、基本を大事にして、とことん覚えこんでいく言わば職人の伝統を大切にする彼らの姿勢は素晴らしいと思うのです。


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 昇太師匠、獏先生と入った宮崎のバー、
      とても居心地のいいバーでした。
      パティ・ページのLPが置いてありました。
      すかさずテネシーワルツをかけてもらいましたが・・・
      優しい美人の二代目ママと素敵なバーテンダー。


  
プロフィール

夢枕 獏

作家、1951年1月1日、神奈川県生まれ。 東海大学文学部日本文学科卒。
1977年に作家デビュー。 以後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。 1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。
漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画 岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画 谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞。 映画化された作品に『陰陽師』『陰陽師2』(東宝)、『大帝の剣』(東映)などがある。

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