夢枕獏公式Blog「酔魚亭」

2011年10月

「失われた世界へ」第9回

 ぼくと佐藤さんの荷が届かず、パンツとTシャツを買いに行き、
アヤクニョーで一泊。

失われた世界へ9-1
失われた世界へ9-2

 翌日、朝食を。

失われた世界へ9-3
 
 落ちたマンゴーの実を鳥が食べた跡ですね。

連載情報「宿神」

夢枕獏の長編時代小説「宿神」は朝日新聞出版の月刊誌『一冊の本』で連載がつづいています。
『一冊の本』2011年11月号には、『宿神』連載第四十三回【巻の十五】「平治の乱」と【巻ノ十六】「祟りの院」が掲載されています。

讃岐に配された崇徳院と西行の歌のやりとりが登場します。

一冊の本2011年11月号

朝日新聞出版『一冊の本』11月号
発行:2011年11月1日
発行所:朝日新聞出版
定価:100円(本体95円)

『陰陽師 玉手匣』連載情報

白泉社の隔月刊コミック誌「メロディ」2011年12月号に、
岡野玲子 原案/夢枕獏「陰陽師 玉手匣」の連載第六回
〈若子、東寺にて弘法大師空海の異響を学ぶ その二〉が掲載されています。

メロディ2011年12月号

『MELODY メロディ』2011年12月号 
発行所:白泉社

速報:白泉社よりJTC「陰陽師 玉手匣」一巻、12月28日発売決定!

泉鏡花文学賞

大江戸釣客伝 上巻 帯付
大江戸釣客伝 下巻 帯付

 夢枕獏の「『大江戸釣客伝』上・下巻」が第39回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞。
 瀬戸内寂聴さんの短編集「風景」(角川学芸出版)同時受賞です。

講談社野間記念館「村上豊『小説現代』表紙原画展

小説現代表紙原画01

10月29日(土)から12月18日まで文京区関口の講談社野間記念館で「近代日本の風景画展」が開催されます。

村上表紙原画展2

同展同時展示として陰陽師の絵物語や挿絵でお馴染みの村上豊さんの『小説現代』表紙原画展が行われます。

講談社野間記念館
http://www.nomamuseum.kodansha.co.jp/
開館時間 午前10時から午後5時(入場は午後四時半まで)
休館日 月・火曜日
入場料 一般500円/学生300円(小学校以下無料)
東京都文京区関口2-11-30
tel.03-3945-0947

DVD情報『空海 至宝と人生』

夢枕獏の出演した「仏像革命を」含む『空海 至宝と人生』のDVDが発売されました。

空海DVD 表
空海DVD ウラ


『空海 至宝と人生』
第1集 仏像革命
第2集 名筆の誕生
第3集 曼荼羅の宇宙
カバー写真:東寺 
カバー写真提供:便利堂
発行・販売:NHK エンタープライズ
2011NHKヴィジュアルフォークロア
3枚組 11,970円(税込み)

「失われた世界へ」第8回

失われた世界へ8-1
失われた世界へ8-2
失われた世界へ8-3

 オリノコ川へ。とにかくあつい。

夢枕獏出演「東北ローカル鉄道の旅」のお知らせ

今夜、10月26日(水)NHK BSプレミアム で夢枕獏と室井滋さんが秋の東北ローカル鉄道の旅にご案内します。

放送時間:午後八時から午後九時二八分まで。
番組タイトル:秋の魅力満載!東北ローカル鉄道の旅


番組内容紹介:
実りの秋を迎えた東北の大地をコトコトと走るローカル鉄道。
なかでも私鉄、第三セクターの路線は、みちのく(道の奥)の深い魅力を堪能できる、個性豊かな世界です。

東北6県の中から、地域の暮らしに根ざした路線を各県1つずつ、
合わせて6つ選んで走破し、秋の東北をとことん満喫します。

旅に出かけるのは、作家の夢枕獏と震災後、ボランティア活動を通じて東北を支援してきた女優・エッセイストの室井滋さんと、紅葉の山や渓谷などの絶景、温かい人々との出会い、その土地ならではの自慢の味覚を楽しみながら、地域と鉄道の歴史を掘り下げていきます。

今夜紹介する路線:
夢枕獏=会津鉄道(福島)・仙台空港鉄道(宮城)
室井滋さん=弘南鉄道大鰐線(青森)

お茶と同情  by yy

2011_10.26-1

新門前の骨董屋で見つけた木彫りの人形。 
   3センチほどの人形の下に
      「昭和9年5月8日有馬温泉にて」と書いてあった。
  
 
もう私はミルクトレインには乗りたくない
9時にはベッドに入り、夜明けと共に起きる
12時半には昼食、5時きっかりに夕食
全盛時代をとうに過ぎた古い友人たちを慰める
過ぎ去ったあの頃
私にお茶と同情をちょうだい
成功するのだと信じていた人たちに乾杯
遊んで過ごす、夜明けまでの長い時間
もう私は詩を書かない
私の恋は終わってしまったから
          ーーーージャニス・イアン

これは、ジャニス・イアンが1975年に発表したアルバム『Between The Lines』に収録されている「Tea And Sympathy」の歌詞の拙訳。

ここに歌われている「ミルクトレイン」って何だろう。
何となく素敵な響きのする言葉。でも変な意味だったらどうしよう・・。
調べると「朝早く牛乳を運ぶ列車」と書いてあった。その風景が頭に浮かぶやいなや、ストーリーがたちまち浮かぶのだけど、それは私の想像の中でのこと。
一旦頭に浮かんだ景色はなかなか頭の中から消えない。
そういう訳で、まっさらな状態の友人に対訳を手伝ってもらい作業しています。

2011_10.26-2

これは「薄荷茶と梱包」


歌詞の対訳は本当に難しいです。(ただでさえ、英文解釈が苦手)
そしてその歌に思い入れがあればあるほど、難しいです。このジャニス・イアンの「お茶と同情」は原題が「Tea And Sympathy」
これを何と訳すかということからつまずく始末です。
何の対訳をしているのかというと、Cloudが次に出すアルバムの中に収める歌詞の訳です。
次に作るアルバムはデンマークの女性ボーカリストのアルバム。
その彼女がカバーした中の一曲が、ジャニス・イアンの「Tea And Sympahty」です。ジャニス・イアンの原曲も素晴らしいけれど、今回のバージョンはバイオリンの弦楽器から始まる、心に染みわたるアレンジ。全体を通して、低く唸るハンス・アンダーセンのベースの音が深く深く心を打ちます(中年にはこの低音が効く)。
これはスウェーデンのエンジニア、ラース・二ルソンの好みなのでしょうか。
私はこの「お茶と同情」をこのアルバムのタイトルにしたかったくらいなのですが、タイトルが「お茶と同情」じゃ売れませんよと言われてしまいました。なるほど。(いちおう売れなくては困る)
ただ今、製作中。
いいアルバムにします。

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 スウェーデンから届いた「お茶と同情の音源」に貼ってあった切手。

連載情報「十五夜物語」

『SFマガジン』で連載中の夢枕獏×寺田克也のイラスト・ストーリイ「十五夜物語」は、発売中の同誌2011年12月号に〈十二章 我を救うものは呪われよ 我を踏むものに幸いあれ〉が掲載されています。

『SFマガジン』11月号の特集は、第五〇回日本SF大会「ドンブラコンL」と
「The Best of 2005-2010」

「The Best of 2005-2010」は2005年から2010年に発表された海外SF短篇のなかから、選りすぐりの作品を掲載。SFマガジンならではの特集企画と言えましょう。

SFマガジン2011年12月号

『SFマガジン』2011年12月号 
表紙イラスト:Mozy
発行所:早川書房
定価:940円(本体895円)

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