夢枕獏公式Blog「酔魚亭」

2010年12月

陰陽師 新連載スタート

本日発売のコミック誌「メロディ」2011年2月号から、
岡野玲子 原案/夢枕獏「陰陽師 玉手匣」の連載スタート!

メロディ2011年2月号


『MELODY メロディ』2011年2月号 
発行所:白泉社
2010年12月28日発売
メロディ2月号には「2011 陰陽師 美麗卓上暦」付
ふろくつき特別定価630円(本体600円)

※『MELODY メロディ』は偶数月28日発売です。

連載情報 十五夜物語

 夢枕獏・寺田克也のイラスト・ストーリー「十五夜物語」は『SFマガジン』で連載中!

十五夜物語 連載第二回目は、〈二章 渡るは夢と黒夜神〉 

SFマガジン2011年2月号

『SFマガジン』2011年2月号「日本人作家特集」
発行所:早川書房
定価:940円(本体895円)

「奥利根源流行」第二回

奥利根2-1


 奥利根でも、初夏の新緑です。

奥利根2-2

連載情報「新・餓狼伝」 

双葉社の「小説推理」誌上で「新・餓狼伝」連載中です。

小説推理 2011年2月号 掲載
夢枕獏「新・餓狼伝 巻ノ二 拳神皇帝編 三章 孤狼の街 1」 

小説推理2011年2月号


小説推理 2011年2月号
平成22年12月27日発売
発行所:双葉社
特別定価:八八〇円(本体八三八円)

エラとルイと聖夜と by yy

キッチンで不良おばさんが一人でワインをのみながら、晩ご飯の支度をしていると、友人から電話が・・電話の彼女は少し酔っているのかしらんとても元気な声で「メリークリスマス~」
ああーっそうだったのだ、今宵は魅惑のクリスマス・イブなのだ。
彼女から楽しい時間をもらい、不良おばさんは受話器を置いて、そして、また一人ワインを。

デンマークでは一人でイブを迎えるなんて悲劇そのものなのだとか。
一人で過ごす人がいる、なんてことは許されず皆で誘いあってあげてこそのクリスマス・イブ。「マッチ売りの少女」の話も遠い昔の今は優しいデンマークです。
ここはデンマークから遠く離れた日本の国。
家人は、いつものように忘年会。
私は一人で、何のことはないいつもと同じ冬の夜。

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 テーブルの上に置かれたチューリップ


電話をくれた友人から「CDがJAZZJAPANの11月の山野楽器売り上げベスト15に入っていたよ」と教えてもらう。
実は私はその電話をもらう前にすでにそのことを知っていたのだけれど、受話器を置いた後、嬉しくて手元にあった最新のJAZZJAPAN誌を再度開いてみました。
あるある!
よく頑張ったなあ!私のプラムンたん!(アルバム『Plastic Moon』を勝手に略)
よしよし。いい子だ。
インディーズレーベル、それも多分世界で最小マイナーレーベルなのによく頑張った!
(でも本当に頑張ってくれたのは、もちろんバイヤーの方です、本当にありがとうございました~)

そのJAZZJAPAN誌の中野俊成氏のコラム「FOOL STRUTTIN」に、村上春樹氏と和田誠氏との共著『Portrait in Jazz』のことが書いてあった。
その著書の中で私も気になっていたエラ・フィッツジェラルドのところ。
エラの歌う「These Foolish Things」という曲。
村上春樹さんが「ジャズというのはひとつつぼにはまれば、人をこんなにもよい気持ちにさせてくれるものなのか」と書いていたくだり。
コラムには中野氏が意固地になってその「These Foolish Things」が入った希少なLPを求めるためにとんでもない心の旅をしたのだということが書いてあった。文の中からジャズマニアの悲しい光景が浮かんでくる。
マニアは一人心の旅をするのだ、いつの世も。


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 ボタン


エラの歌う「These Foolish Things」。
今となっては入手困難な曲のはずでしたが、私は中野氏のコラムの最後に書いてあったiTunes Storeの最も簡単に手に入る方法で、一人で過ごすイブの夜、こっそりとアルバムごとダウンロードしました。
アルバムが1800円。49曲で1800円。
このアルバムには、ルイ・アームストロングとのデュオ「Summer Time」も、それに「Bess, You Is My Woman Now」も「I Got Plenty O'nuttin」も、今私が夢中になっているGershwinの「Porgy & Bess」の曲も聴けて、おまけに「The Nearness Of You」「Under A Blanket Of Blue」「Moonlight In Vermont」と、宝石箱のようにたくさんの曲が入っていました。
これを一気にダウンロードするなんて!
ジャズおじさんたちからは安易すぎる、とんでもないと切り捨てられそうなお買い得「今時の若いお兄さんとバーゲンに弱いおばさん」式です。うふふ。


ですが、これは一人で過ごす夜にラインの向こうからやってきた思いがけない極上のクリスマス・プレゼントでした。
その中でもちろん私が一番聴きたかった曲「These Foolish Things」
これは珠玉の一曲でした。
歌詞のとおり隣のアパートから聴こえてくるピアノのように、エラの声に寄り添うオスカー・ピータンソンのピアノもさりげなくて本当に心地いい。

初めに届く水仙の花束
次に届く長くすてきな電報
小さなテーブルの隅に置かれたキャンドルの灯り
今でも心はときめいて
そんなつまらないことであなたを思い出す

ゆったりと語りかける「These Foolish Things」の歌詞が冷えた心に芳醇なワインのように入って来ます。

このアルバムのメロディを掌の上にのせて夜空をみれば。
空には氷砂糖色した下弦の月がぽっかりと浮かんでいました。
エラとルイと今宵の月と。
ああ、とろけるように素敵な夜だなあ。


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 机の上のパソコンとコーヒー


今年はこれがyyの最後の書き込みです。
皆様、よいお年をお迎えください。
そしてまた来年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。
      


夢枕獏写真日記「奥利根源流行」第一回

 奥利根の八木沢ダムで、『食楽』メンバーで釣りです。
ほんとうは、ニューヨークへ行く予定だったのですが、
豚インフルエンザのために中止。国内でまにあわすことになりました。

奥利根1-1
奥利根1-2


 奥利根のダム湖の流れ込みでキャンプです。

※夢枕獏写真日記「奥利根源流行」は、会員制HP蓬莱宮で2009年7月から8月にかけて発表したものをブログ用に再編集したものです。
 最新の夢枕獏写真日記は蓬莱宮でご覧下さい。

連載情報 小説「大帝の剣」

夢枕獏「大帝の剣」は、週刊ファミ通で連載中、
連載第184回は「天魔地獄編 十章 天球無辺 11(承前)」です。

ファミ通1152


週刊ファミ通 通巻1152号
2011年1月13日 増刊号 

発売日:2010年12月22日
発行所:エンターブレイン
定価:480円(本体457円)

連載情報「宿神」

夢枕獏の長編時代小説「宿神」は朝日新聞での連載を終え、
現在は朝日新聞社出版の月刊誌『一冊の本』での連載がつづいています。

『一冊の本』2011年1月号には、『宿神』第三十三回【巻の十三】双月記が掲載されています。

一冊の本11年1月号


朝日新聞出版『一冊の本』1月号
発行:201年1月1日
発行所:朝日新聞出版
定価:100円(本体95円)

「日々 日常」第五回(最終回)

日々 日常5-1

 あるところにあるウシガエルの声の聴こえる池まで、
家族で行ってきましたが、

日々 日常5-2
日々 日常5-3

この日は、ウシガエルの声は聴こえませんでした。

        夢枕獏写真日記「日々 日常」了

※夢枕獏写真日記「日々 日常」は、会員制HP蓬莱宮で2009年7月に発表したものをブログ用に再編集したものです。
 最新の夢枕獏写真日記は蓬莱宮でご覧下さい。

新刊のお知らせ「餓狼伝25」発売!

原作=夢枕獏
漫画=板垣恵介
書名=『餓狼伝 GA-ROU-DEN 25』

餓狼伝25


目次
vol.226
vol.227
vol.228
vol.229
vol.230
vol.231
vol.232
vol.233
vol.234
vol.235
vol.236
vol.237
vol.238

発行=講談社(イブニングKC)
カバー画=板垣恵介
カバーデザイン=Hisao Ogawa
奥付発行日=2010年12月22日
定価=本体590円+税
ISBN978-4-06-352306-5

本書は、イブニング2009年 第20号、22号~24号、2010年2号、5号~6号、9号、11号、14号~15号、18号、21号に掲載された作品を収録したものです。

原作=「餓狼伝」シリーズ 双葉社/「新・餓狼伝」シリーズ 双葉社

「新・餓狼伝」は双葉社『小説推理』にて連載中。
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