夢枕獏公式Blog「酔魚亭」

2010年06月

「山陽さんの学校」第2回

山陽さんの学校2

 頂上から見る風景。むこうが屈斜路湖です。

新装版のお知らせ

著者:夢枕獏
書名:『魔獣狩り 新装版 』

目次
1章 女体暗黒祭
2章 妖華美空変
3章 闇から来た男
4章 悪夢ハンター
5章 黒御所の密使
6章 秘肉蓮王母
7章 復讐鬼
8章 高層の罠
9章 荒ぶる牙
10章 淫獣の巣窟
11章 秘法教団
12章 ヘールカ神曼荼羅
13章 繚乱暗黒祭
14章 魔獣咆哮
15章 悪夢屋敷
16章 空海の肖像
17章 獅子の復活
18章 群狼戦線
19章 悪夢明王
20章 死闘変
21章 凶夢潜行作戦
22章 異形の淫獣
23章 修羅の闇
24章 魔獣胎動
25章 畜生の牙
26章 涅槃の鬼
終章
あとがき
解説 魔獣狩りの衝撃 大倉貴之

魔獣狩り新装版

カバーイラスト=伊藤 勢
カバーデザイン=かとうみつひこ
奥付発行日
平成16年7月30日 初版 第1刷
平成22年6月20日    第2刷
発行所:祥伝社 ノン・ノベル

定価ー本体1600円+税

この『魔獣狩り 新装版』は、
昭和59年2月『魔獣狩り〈淫楽編〉』
昭和59年7月『魔獣狩り〈暗黒編〉』
昭和59年12月『魔獣狩り〈鬼哭編〉』
として祥伝社ノン・ノベルから新書判で刊行されたものに加筆、
訂正して一冊にまとめたものです。

夢枕獏写真日記「山陽さんの学校」第1回

 神田山陽さんが、北海道の地元の小学校で、もう一度、小学生をやっています。
そこへ遊びに行きました。
山陽さんの行きつけの飲み屋で待ち合わせました。
山陽さんの実家で、なんと沖縄の海ブドウで一杯。

 次の日の朝、朝食は、近くの農家の畑からトマトをもいで、
それをいただきました。


山陽さんの学校1-1

山陽さんの学校1-2

 そのまま、農家の人と一緒に、屈斜路湖の外輪山へ、登山です。
「ここはよくヒグマが出るんですよ」
 歩いている時に言わないでほしい。

新刊のお知らせ

夢枕獏とスリランカ上座仏教長老アルボムッレ・スマナサーラさんとの対談集
『幻想を超えて』が発売されます。

目次
第一部  仏教とエロス
第二部  天才ブッダ
第三部  無常と空
第四部  生命の葛藤
第五部  心・生命・物質
第六部  悟りへの挑戦
第七部  「私」をめぐる謎
第八部  ブッダの姿

あとがき 夢枕獏
     アルボムッレ・スマナサーラ

幻想を超えて

装丁・本文デザイン:大谷佳央
発行所:株式会社サンガ
奥付発行日:2010年6月25日
定価:本体+税
ISBN978-4-904507-61-2

連載情報「宿神」

夢枕獏の長編小説「宿神」は朝日新聞での連載の後、
現在は朝日新聞社出版の月刊誌『一冊の本』にて連載がつづいています。

同誌の2010年7月号には第二十七回 
【巻の十一 保元の乱】 掲載されています。

1冊の本 2010年7月号

朝日新聞出版『一冊の本』7月号
発行:2010年7月1日
発行所:朝日新聞出版
定価:100円(本体95円)

「北海道へ」第6回(最終回)

北海道へ 6-1

 別の場所へ。


北海道へ 6-2

 ここにもヒグマの足跡が。カメラ二台、こわれていたので、カンパすることにいたしました。

 我々釣り人は、できるだけ襲われないようにするしかありません。それには正しい情報集めが必要です。

「北海道へ」了

 夢枕獏写真日記「北海道へ」は、
会員制HP蓬莱宮で2008年に発表したものを
ブログ用に再編集したものです。
 最新の夢枕獏写真日記は蓬莱宮でご覧下さい。

落語と泡

2010/06/28_1

 初夏の新幹線の窓には、小さなバドワを。


泡の出る飲み物といえば、ビール、それにシャンパン。
それからサイダー、炭酸水、発砲水。
ウィルキンソンの辛口ジンジャーエール。
そして、泡盛。
あ、これは少し違うか。

夏は何と言っても、泡。
昔作った、薄い水色の泡のいっぱい詰まったサイダーかん(サイダーを注いで固めた寒天)なんか、今だに忘れられない夏のデザートです。


柳家小三治さんが、落語協会の会長になりました。

「私は会長である以前に一人の噺家。高座の上の演芸者です。会長のことより、今晩の噺をどうするか、という方がずっと大きな問題なんだ」

これは、会長就任の記者会見での小三治さんの発言。
今までのらりくらりと質問をかわしていた口調が突如、変化(読売新聞より)しての、この発言だそうです。
うーむ、いいですねー。
この気持ちよさが、小三治さんです。
新しい会長、小三治さんは、今までとは違い、協会には功労賞のような役員をおかず芸の向上のための実動部隊をおくのだそうです。


落語ブームとずっと言われ続けて何年たったのでしょうか。
落語人気は定着したのかとも思っていますが、小三治さんによると「実体はバブル」だそうです。

(ああ、そうなのか。ここにも泡なのかー)

チケットが手に入らないほどの現在の落語人気でも、歴史を背負っての危機感を感じていらっしゃるのでしょうか。
会長職はやはり大変です。どうぞお体を大切に、それから高座を大切にがんばって行っていただきたいです。回りの人が協力して支えてあげてほしいと切に思います。
そんなことは私が言わずとも、小三治師匠のまわりの方は皆、わかっていらっしゃるのでしょうが。


のらりくらりと、そして厳しく、鋭く。
それは、小三治さんの語る落語そのものです。小三治さんの長い枕そのものです。
小三治師匠の高座は、楽しくて、そしてじわりと心にしみて、じっくりと考えさせてくれる。
逸品です。
たくさんの名演、たくさんのいい噺。山ほどあるのですが、私はなぜか小三治さんの「百川」なんか、いいなあ。

西に米朝さん、東に小三治さん。私にはこの二つの山がそびえ立っていて、本当にこの時代に生まれてきてよかったと思っているのです。



2010/06/28_2

 箱根の美術館のエントランス
     まるでソーダの中に入って行くようです。



夕方のきれいないい季節ですね。
午後の落語を聴いた後に飲む夏のビール。街に漂う鰻の焼ける匂い。
それから落語の余韻を肴に。

夏の夕方は、「泡」が最高。

勢いよすぎて、こぼれる泡もあるけれど。
それもまた愛し。


2010/06/28_3

 この、船から見る泡は、淡い別れの泡。
            琵琶湖の竹生島にて。


「北海道へ」第5回

北海道へ 5

 ヒグマがたべたあとのサーモン。

 実は、この秋、密猟者がひとり、クマと出会って喰われております。
 なんだかんだと言っても、クマは人を襲って喰べます。
理屈をこねて、人を襲わないと言っている人たちもいますが、
それは「ある条件下であれば襲わない」ということで、
「別の条件下であれば襲う」のです。

「北海道へ」第4回

北海道へ 4-1

北海道へ 4-2

 木を組んで、カメラを取りつけようとするのですが、
なかなかうまくいきません。

 地元のふたりは、
「ちょっと行ってくるから」
 と、木を捜して森の中へ。

 ぼくひとり、おいてけ堀で、これはなかなかこわかったですよ。
山刀はふたりがもっていっちゃったし。

「楽」

夢枕獏が書いた「楽」の字がTシャツになりました。
詳しくは下記のモンベルHPをご覧下さい。



ウォッシュアウト ペアスキンコットンT 楽
作家・夢枕獏さんの書をプリントしたTシャツ。

生地表面は洋梨(ペア)の肌のようなざっくりとした風合いで、
洗い込むほどに肌になじみ、
型くずれをおこしにくい丈夫さを持ち合わせています。

http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=2104190

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