ロンドンからコペンハーゲンに来ました。
とてもいいお天気の続く中、英国航空機の一番後ろの窓側の席から海と陸地をずっと見ていました。
昔バイキングや交易船が行き交った海と土地を空の上からどうしても見てみたかったのです。
機内サービスはとても簡単なお茶とチョコレートビスケット。
ほとんどの乗客は冷たい飲み物をオーダーしていたけれど、私は紅茶を。
何のことはない組み合わせだけれどこれがまたとても美味しかったのだなあ。

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　ホテルのロビー。
　　　　　このホテルはいつ行っても楽しいデザインが溢れている。


コペンハーゲンについたら思いがけなく弧ペン波舷氏が出口にいてびっくり。
聞けば１時間も待っていたとのこと。誰も迎えはいないと思っていたのでゆっくり出て来た私でしたが、ニコニコと出迎えてくれました。

着いてすぐ、次の日からいよいよレコーディングです。
街はイースター休暇の真っ最中。人が極端に少ない街。
夕方の明るい街に出て、路上に張り出したカフェでゆっくりとデンマークのビールTuborgを飲めば、イギリスからデンマークにギアをチェンジした気分になりました。

カフェでまったりとしていたら、突然に夕方のイースターの空の上に気球がゆっくりと上がっていました。
いくつもいくつも。次から次に。
まるで生まれたての卵が空へと上がっていくように。
これは気球１５０周年を祝う気球なのだそうです。
コペンハーゲンの空がまた真っ青で、それに映える色とりどりの気球は美しいばかりでした。

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デンマークでは日本のことを皆心配してくれていろいろ聞いてくれるのですが、大丈夫としか言いようがなくて・・・。
それから自分たちの原発管理の甘さと、長く続いた日本の保守政権に頼って来た私たち日本人の危機管理のなさに少し恥ずかしくなるばかり。

ですが、よくも悪くもそれが日本人なのだと思います。
私は精一杯日本のいいところをアピールして、大丈夫だからと安心して日本に来てねと。
そしてできれば今回のマグナス・ヨルトのツアーでは、明るい話題と日本への想いをたくさんデンマークから持って来てもらいたいものです。

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コペンハーゲンのアパートの中庭はシンプルで美しいです。
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