川について先日、熱く書いてしまいました。
いかがでしたか?
あまりに熱すぎて、飲めないコーヒーのようではなかったでしょうか。

今朝もカナダのユーコンに住むリバーガイドのKさんからメールが。
今年のユーコンは信じられないような暖冬で、すでに春の陽気だそうです。
私はやはり水のある風景が好きなのだと思います。
水がぬるむ頃になると心が浮き立ってくるのは、川が生き生きとしてくるからでしょうか。
聞くところによると、日本の川ほど素晴らしいところは世界中探してもないそうです。
泳げて、きれいで、多くの生物が住んでいて・・・
この「泳げる」ということがミソなのだそうです。
きれいな川は他の国にもたくさんあるそうなのですが、水が冷たすぎて泳げないのだそうです。
と、世界中の川を旅して廻った野田知佑氏が言っていました。
川を愛する獏先生も言ってます、しょっちゅう!
日本の川ほど素晴らしい川はないのだ、と。
ああ、皆さん熱いです。
私も野田さんと日本の川を、それから海外の川を下ったことがあります。
川辺で一緒にキャンプをして、焚き火に小枝をくべながら、夜中話をするのです。
ですが、焚き火を前にいい感じでお話できるかと言えば決してそうではありません。
残念ながら、彼は怒るのです。
川に対して私がいい加減な気持ちでいるとすぐ怒られます。
やばいぞと、さっさと別な方向へと話を慌てて持って行こうとするのですが、だめです。
ああ愚かな私、何度怒られたことでしょうか。
彼はどうしてそんなに怒っているのでしよう。
私を怒りながら、その向こうの誰かに怒っているんですね、多分。
それがなんとなくわかるので目をつぶってうなづきながら怒られています。
もう、慣れました。
それからもうひとつ。
野田さんは、子供を宝のように扱います。
子供が大好きなのですね。野田さんは子供のところまで降りて行って、子供の目線になり、子供と無邪気に遊びます。
それは本当に見ていて素敵な光景です。

川の側でキャンプをしながら、いわゆるRiver Side Cafeでいろいろ学びました。私も。
美味しいコーヒーを味わうことや、焚き火の暖かさ。
それから、川をカッパのように流れていく気持ちよさ。
それから川辺で川の音を聴きながら読む本の涼やかさ。
さすがにジャズは川にはないですが、時々トゥーツ・シールマンスばりのハーモニカも聴けました。川面をハーモニカの音が風と一緒に渡っていくのを私は見ました。
そして、何と言っても極めつけは、ゆるやかに川を下りながら飲む美味しいウイスキーとビール。
River Side Cafeは、楽しい川辺の、実際には存在しないカフェです。
でもそれは、私の心の中で、世界中に存在しています。
存在しないけれど、どこでも存在するそれはそれは美しいカフェなのです。

いかがでしたか?
あまりに熱すぎて、飲めないコーヒーのようではなかったでしょうか。

今朝もカナダのユーコンに住むリバーガイドのKさんからメールが。
今年のユーコンは信じられないような暖冬で、すでに春の陽気だそうです。
私はやはり水のある風景が好きなのだと思います。
水がぬるむ頃になると心が浮き立ってくるのは、川が生き生きとしてくるからでしょうか。
聞くところによると、日本の川ほど素晴らしいところは世界中探してもないそうです。
泳げて、きれいで、多くの生物が住んでいて・・・
この「泳げる」ということがミソなのだそうです。
きれいな川は他の国にもたくさんあるそうなのですが、水が冷たすぎて泳げないのだそうです。
と、世界中の川を旅して廻った野田知佑氏が言っていました。
川を愛する獏先生も言ってます、しょっちゅう!
日本の川ほど素晴らしい川はないのだ、と。
ああ、皆さん熱いです。
私も野田さんと日本の川を、それから海外の川を下ったことがあります。
川辺で一緒にキャンプをして、焚き火に小枝をくべながら、夜中話をするのです。
ですが、焚き火を前にいい感じでお話できるかと言えば決してそうではありません。
残念ながら、彼は怒るのです。
川に対して私がいい加減な気持ちでいるとすぐ怒られます。
やばいぞと、さっさと別な方向へと話を慌てて持って行こうとするのですが、だめです。
ああ愚かな私、何度怒られたことでしょうか。
彼はどうしてそんなに怒っているのでしよう。
私を怒りながら、その向こうの誰かに怒っているんですね、多分。
それがなんとなくわかるので目をつぶってうなづきながら怒られています。
もう、慣れました。
それからもうひとつ。
野田さんは、子供を宝のように扱います。
子供が大好きなのですね。野田さんは子供のところまで降りて行って、子供の目線になり、子供と無邪気に遊びます。
それは本当に見ていて素敵な光景です。

川の側でキャンプをしながら、いわゆるRiver Side Cafeでいろいろ学びました。私も。
美味しいコーヒーを味わうことや、焚き火の暖かさ。
それから、川をカッパのように流れていく気持ちよさ。
それから川辺で川の音を聴きながら読む本の涼やかさ。
さすがにジャズは川にはないですが、時々トゥーツ・シールマンスばりのハーモニカも聴けました。川面をハーモニカの音が風と一緒に渡っていくのを私は見ました。
そして、何と言っても極めつけは、ゆるやかに川を下りながら飲む美味しいウイスキーとビール。
River Side Cafeは、楽しい川辺の、実際には存在しないカフェです。
でもそれは、私の心の中で、世界中に存在しています。
存在しないけれど、どこでも存在するそれはそれは美しいカフェなのです。
