2010_03_05-1

3月、お雛様が出た! うちの倉からお出ましだっ。



昨夜、来客を囲んでの楽しい夕飯に我が家のテーブルにならんだのは、久しぶりの鰯の天ぷら。
地元で獲れたばかりの美しいウルメイワシが一山300円で売られていたので、またまた二山買って来て、手さばき、天ぷら。

さささっと揚げて、お皿に盛りつけ、生姜と大根おろしを添え出しました。
「もしよければ塩とレモンだけでもいかがですか?」とパキスタンの塩(セル・ドゥ・ガンダーラ)を出しました。
喜ぶ客人にもっと面白い塩がありますよと、私が電動ソルトミルに入れた「ウユニ塩湖」の塩を出して来たら同居人から叱られました。
「それは、そんな電動ミルには入れてはいけないのだ」

「えーっ、どうしてですか?」

「出してみればわかるが、その塩は美しいピラミッド型をしている、それも中が空洞なのだ」
言われて出してよく見れば、本当に小さな小さなピラミッドが現れました。
直径5ミリほどのピラミッド!幾重にも重なる塩の層が階段状に小さな造形物を作っているのです。
全く気づきませんでした。

思いがけない塩の結晶。
どうしてこんなに美しい形が生まれるのか。


ウユニ塩湖はボリビアの中央西部にある塩の大地。
雨期にはその「世界でもっとも平らな場所」に「天空の鏡」が現れるのだとか。
塩湖の真ん中にはサボテンの生える「魚島」という島があり、白い湖とサボテン島とが作り出す景観は不思議な異世界そのもの。


ボリビアにこういうところがあったのですね。
ご存知でしたか?
その湖の塩の結晶を今このテーブルの上で見ていると・・・
「よく来たね」とまたまた心がウルウルとなっていく私。遠くから来た旅人を迎える気持ちです。

ウユニ塩湖の塩はそれはそれは塩辛い塩分の凝縮した塩です。
料理にしか使えません。
天ぷらに付ける塩はやはり私の好きなパキスタンの薄いピンク色をした塩。


2010_03_05-2

 見えにくいとおもいますが、これがウユニの小さなピラミッド。



塩、SALTで思い出しました。
一昨日、デンマークのマグナス・ヨルトにメールを送りました。
「More, Salt and Pepper」
意味、わかりますか?わからないですよね。

まだ彼から返事が来ていません。
また、ヘソ曲げてるのかも。
いえ、多分私の表現が難しくてどう返事していいのかわからないのだと思います。母国語と違って英語の表現は本当に難しいです。
時々、ものを伝えるのに上手くいかなくて心が折れそうになります。
ま、いいのです。
人生はこういうふうに塩辛く、海の波のようにうねりながら続いていくもの。
こういう波があるから面白いのです。


2010_03_05-3

 うちの猫の足、いつも可愛くドスンとガニ股だ。