私がこのブログでジャズを発信していこうと決めたのは、マイナーなジャズを少しでも広めるため。
私が海外から日本に呼ぼうとしているジャズミュージシャンは、日本ではマイナーもマイナー(って言ったら怒られますが)ジャズの評論家の先生でさえほとんど知らないミュージシャンばかりです。
でも、素晴らしい。
何とかしてこのミュージシャンの現在進行形、ライブの快感を伝えたいという気持ちでブログをスタートさせることにしたのです。
そう、解説ではなく物語を語るためです。

NARUで。
なぜこうも私たちはストーリーを欲しがるのか、物語を語りたがるのか。
獏先生は、「人間の脳の持つ、物語をつくる本能」と説明されます。
獏先生によると、太古の昔からの「神話」がそうなのだそうです。
何かの自然現象にも人々はキャラクター(人格)を付けて語り継いで来ました。
例えば、雷が雷神になったり、太陽は、日本の神話の天照大神に、ギリシア神話のアポロンにもなりました。
人間の脳は本能的にそういうことをすることによって、生き延びることを身につけてきたらしいのです。
語れば巡って災いを避ける事ができ、語れば巡って子孫を作り遺伝子を繋いでいけるということなのでしょうか。
ひとつひとつの音楽にも物語は存在し、私たちの脳はそれを恋しがっているのです。
音楽も掘りつづけていけば、必ずストーリーの鉱脈にぶつかる筈なのです。

COPENジャズフェスの歴代ポスターDESIGN。
ジャズを伝えるためには、生の音をライブで聴いてもらうことが一番です。それもホールではなく狭いライブハウスで。これが一番なのですけれど、私がプロデュースするミュージシャンはデンマーク在住とベルリン在住、それに日本。なかなかそういう訳にはいきません。
日本のこの地で、音を言葉に変え地道に種まきするしかありません。
次回彼らが日本にやって来る時のため、その希少なチャンスを最大限活かすため、たくさんの方にライブに来てもらう土壌を作らねばなりません。
日本には素晴らしいコアなジャズファンがたくさんいます。それに音楽を楽しむ人口のなんと多い事か。子供からお年寄りまでが音楽を楽しむことを知っている国です。
この豊かな国で、初めての作品「Someday. Live in Japan」をどうやって宣伝すればいいのか。
日本にいながら日本のやり方がわからない、毎日悩む私です。
頭の中の貧弱なボキャブラリーを駆使して、これまた貧弱な脳は回転を続けています、毎夜、毎夜。
ジャズを聴きながら眠る前のお楽しみ、ならぬ少し苦行です。
真夜中にヒーターをつけ、販売戦略作戦会議を開いても集まる面子は私とうちのでっぷり猫のみ。
その猫も足下のヒーターに毛皮付き湯たんぽのようにぴったり寄り添いそのまま熟睡。ぜんぜん参加してません!
それで私は深夜のミントティーを入れ、おもむろに私の林檎ラップトップを開き、メールを打ち始めます。
下手な鉄砲も数打ちゃあたるって言うしな、とつぶやきながら。
相手はラップトップの向こうにいるスタッフ、知人それからミュージシャン。
海外とこうやってパソコンで繋がっているということは凄いことです。電話の苦手な私には強い味方です。
深夜のメールは煮詰まった頭の突破口を開くには最適な方法です。
そのうち2人くらいはすぐにメールを返してくれる救世主のようなすばらしい人。
が、残る何人かは全く音沙汰無し。特にミュージシャンKとPは4、5日後くらいに思い出したように返事がきます。質問事項にも答えず、全然関係無い挨拶、「ハイ!yy、どうしてる?」って感じ。質問を出しても出しても返事なし。ひどい時は一ヶ月くらい音沙汰なし。
んー、もーおっ!許さん。
というわけで、結局、つまるところ、一人でブツブツ言いながらやるしかないのでした。

作成中のCDの雛形。
私が海外から日本に呼ぼうとしているジャズミュージシャンは、日本ではマイナーもマイナー(って言ったら怒られますが)ジャズの評論家の先生でさえほとんど知らないミュージシャンばかりです。
でも、素晴らしい。
何とかしてこのミュージシャンの現在進行形、ライブの快感を伝えたいという気持ちでブログをスタートさせることにしたのです。
そう、解説ではなく物語を語るためです。

NARUで。
なぜこうも私たちはストーリーを欲しがるのか、物語を語りたがるのか。
獏先生は、「人間の脳の持つ、物語をつくる本能」と説明されます。
獏先生によると、太古の昔からの「神話」がそうなのだそうです。
何かの自然現象にも人々はキャラクター(人格)を付けて語り継いで来ました。
例えば、雷が雷神になったり、太陽は、日本の神話の天照大神に、ギリシア神話のアポロンにもなりました。
人間の脳は本能的にそういうことをすることによって、生き延びることを身につけてきたらしいのです。
語れば巡って災いを避ける事ができ、語れば巡って子孫を作り遺伝子を繋いでいけるということなのでしょうか。
ひとつひとつの音楽にも物語は存在し、私たちの脳はそれを恋しがっているのです。
音楽も掘りつづけていけば、必ずストーリーの鉱脈にぶつかる筈なのです。

COPENジャズフェスの歴代ポスターDESIGN。
ジャズを伝えるためには、生の音をライブで聴いてもらうことが一番です。それもホールではなく狭いライブハウスで。これが一番なのですけれど、私がプロデュースするミュージシャンはデンマーク在住とベルリン在住、それに日本。なかなかそういう訳にはいきません。
日本のこの地で、音を言葉に変え地道に種まきするしかありません。
次回彼らが日本にやって来る時のため、その希少なチャンスを最大限活かすため、たくさんの方にライブに来てもらう土壌を作らねばなりません。
日本には素晴らしいコアなジャズファンがたくさんいます。それに音楽を楽しむ人口のなんと多い事か。子供からお年寄りまでが音楽を楽しむことを知っている国です。
この豊かな国で、初めての作品「Someday. Live in Japan」をどうやって宣伝すればいいのか。
日本にいながら日本のやり方がわからない、毎日悩む私です。
頭の中の貧弱なボキャブラリーを駆使して、これまた貧弱な脳は回転を続けています、毎夜、毎夜。
ジャズを聴きながら眠る前のお楽しみ、ならぬ少し苦行です。
真夜中にヒーターをつけ、販売戦略作戦会議を開いても集まる面子は私とうちのでっぷり猫のみ。
その猫も足下のヒーターに毛皮付き湯たんぽのようにぴったり寄り添いそのまま熟睡。ぜんぜん参加してません!
それで私は深夜のミントティーを入れ、おもむろに私の林檎ラップトップを開き、メールを打ち始めます。
下手な鉄砲も数打ちゃあたるって言うしな、とつぶやきながら。
相手はラップトップの向こうにいるスタッフ、知人それからミュージシャン。
海外とこうやってパソコンで繋がっているということは凄いことです。電話の苦手な私には強い味方です。
深夜のメールは煮詰まった頭の突破口を開くには最適な方法です。
そのうち2人くらいはすぐにメールを返してくれる救世主のようなすばらしい人。
が、残る何人かは全く音沙汰無し。特にミュージシャンKとPは4、5日後くらいに思い出したように返事がきます。質問事項にも答えず、全然関係無い挨拶、「ハイ!yy、どうしてる?」って感じ。質問を出しても出しても返事なし。ひどい時は一ヶ月くらい音沙汰なし。
んー、もーおっ!許さん。
というわけで、結局、つまるところ、一人でブツブツ言いながらやるしかないのでした。

作成中のCDの雛形。